お守りGPSで生存確認・見守りに活用する(振動感知機能)
あまり、知られていないのですが、このお守りGPSは振動感知機能があります。
この振動感知機能はもともと、徘徊をしてしまう人が普段使うシルバーカートなどにお守りGPSを付けて、動き出した時にメールで通知するための機能です。もう一つはお守りGPSを持ってる人が転倒など、想定外の衝撃があった時に通知をするものでした。利用するにあたって、いろんな振動を試してみました。シルバーカートが動き出すような振動はもちろん反応します。テーブルの上に置いた状態で、テーブルをたたくぐらいの振動でも感知します。振動の感度は調整ができますので、使用する状況で調整する必要があります。
見守りのために、たとえば、生活で、普段使うものに付ける。冷蔵庫の扉やトイレのドアに。
一人で生活している高齢者の方、一番危険なのは、倒れてしまったり、何かの理由で動けなくなった時に、誰も気がつかない状態になってしまうことです。そこで、いろんな事業者が電気ポットや水道の蛇口にしくみを施して、使用されたら通知がいくようなものを提供しています。そのような特別なものを購入しなくてもお守りGPSを使って同じようなしくみを用意することができます。お守りGPSを冷蔵庫に取り付ければ、冷蔵庫を開けた瞬間に登録したメールアドレスに通知を送ることができます。トイレのドアのような毎日、必ず使うものに取り付けることで、生存を確認することができます。身内の方は毎日メールを確認するだけで、生存を確認できます。振動に対する感度は調整ができます。実際に設置する場所で実際に使ってみて、感度の調整をします。そうすることで無駄な通知が行かないようにします。
緊急通報にも使えます ボタンを押せばメール通知もできます。
何か困ったことが起きた時にお守りGPSの表のボタンを押すことでメールを送ることができます。毎日決まった時間にボタンを押してもらうような約束をしておけば生存確認ができます。また、変なセールスなど、その場で助けを呼べない時もボタン押下で身内に連絡をとることもできるのです。この機能は認知症の方にはあまり使えないのですが、独居高齢者のお宅では役に立つのではないでしょうか。持参して外出すれば位置検索に使用することもできます。ただし、この機能はエリア通知機能と併用はできませんので、どんな場面で利用したいかを想定し、使い方を決めていただきます。*エリア通知機能とは任意で設定したエリアからお守りGPSが入出したタイミングでメール通知を行う機能です。