父は自分でお守りGPSを持って外出してくれます
認知症が会うたびに改善してるような気がするのですが、そんなこともあるんでしょうか
3年前は、長男の私のことも日によってはわからなくなってしまうことがあったのですが、そんなこともなく、楽しく年始年末を過ごすことができました。最近はお守りGPSを持参することも本人が忘れずできるようになっているので、行方不明になってしまっても、地元警察の方と連携プレーができるようになっています。警察に電話すると、「XXさんですね、GPS持ってましたよね。位置情報を教えてください。」と聞かれるようになり検索して住所を伝えて早期発見ができるようになりました。警察にはご迷惑かけてるのですが、やはり、いなくなってすぐに連絡することが結果的に警察の手間も少なくてすむようですので、躊躇しないで、警察を頼ることをお勧めします。
お守りGPSを自分で持って出るようになるには時間がかかりました
忘れてしまうというより、本人が自分は正常で迷子になんかなるわけがないし、自分が警察に保護されてしまったことなんて忘れてしまっているのです。どうも、自分に都合が悪いことは忘れるようで。それが、何度か迷子が続いて、警察に保護されることがあったことと、要介護1に認定されたことで自分のことが少しわかってきたようです。気分のいい時は「俺はまだそんなにボケてないわい」と冗談を交えて話すこともできるのです。すべてが認知症のせいだとは言えないのですが、元々、大工職人だった父は昔気質の人間で私が学生の頃は手伝いによく行きましたがその仕事のスタイルは常に整理整頓、掃除、道具のメンテナンスを常に行うというもので、それが、年をとってくると、周りに対しても同じレベルで行われてないと気になり口に出してしまうので、母はなかなか大変です。
地元警察との関係作りで頼れるようになりました
母もはじめは警察のご厄介になるなんてと思っていました。父を発見してくれて、パトカーで自宅まで送ってくれるのもはじめはご近所さんの目を気にしていたのですが、そんなこと言ってる場合じゃありません。真夏、真冬は行方不明になってしまったら命の危機です。父は体力はおそらく同年代の人よりはるかに強く炎天下で12時間自転車で移動し続けたことがあります。その間、水も食事もなしです。恐るべき体力の持ち主です。ですから、隣の市どころか隣の大阪府まで行ってしまったことがありました。そんな場合は位置検索を行って、その住所の最も近い警察署に連絡します。そうすると、すぐに見つけてくれます。本当に助かっています。警察をこんなに使ってよいのかというのもあるのですが、まあ、お許しください。