RPAツールの比較と特長~6種厳選~
RPAツール比較実証ラボ開設
このページでは6種のRPAツールの比較を行っています。RPAツール選択の参考にしてください。詳細については各ベンダーにお問合せください。
RPAツール比較6選
Blue Prismにより、2005年に米国内金融業界における、顧客サービスの手作業プロセスの自動化が実現した事に端を発し、日本のRPA市場も急速に活況を帯び、国内のRPAツールベンダーも主要なところだけで数十社以上が名乗りを挙げた。アメリカを中心にヨーロッパなどのRPAツールベンダーも、続々と日本市場へと進出し始め、更にRPAツールの売上増加に伴い、RPAツールベンダーが乱立、急増している。
RPAツール厳選6選比較一覧
サーバー型大規模統合型RPAツール3選、無償で提供されているマイクロソフトのRPAツール1選、国内製品でデスクトップ型中心のRPAツール2選。この10年でRPAツールの様子は変わりました。その中でも以下の6選はRPA業界を牽引してきた製品です。
RPAツール製品 | 本社 | Cloud型 | Sever型 | DT型 | 言 語 | 特長 | ノウハウ・実績 | 最小構成価格 | 備考 | |
1 | Blue Prism | UK | ◎ | 英語 |
2001年設立の元祖RPA |
きびしいセキュリティ対策機能を持ち、金融機関や大手企業での導入実績が豊富 |
120万円/年 |
高価、マニアックな設計 ツール自体はとても軽い設計サーバーごとPCにおける |
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2 |
Automation 360 (旧 Automation Anywhere 2019) |
USA | ◎ |
英語 日本語 |
2003年に設立 |
業種問わず多数の実績 |
1万ドル/年 ※約120万円/年 |
最低構成で複数のアカウントが発行される | ||
3 | UiPath | USA | ○ | ○ |
英語 日本語 |
動作シナリオの作成、実行、管理 |
国内でも大手金融機関や大手広告代理店などへのRPA導入実績を急速に伸ばしている |
52.5万円/年 | サーバー込構成400万円/年 | |
4 |
Microsoft PowerAutomateDesktop |
USA | ○ | 日本語 |
Windows10以降はDesktop版については無償提供。DESKTOPの機能で考えれば十分な機能を保有。中小企業で使うには十分。大企業でのエンタープライズでの利用には機能的に不足している部分もある。(統合管理、セキュリティ部分は採用する場合に検討必要) |
世界中で利用されていて、事例など、コミュニティもかなり充実している。国内でもネット上に紹介動画などかなり豊富。簡単な業務であれば十分独学で対応可能 |
無料 | 単体で動くDesktopは完全無料、機能的には著名なツールと何ら遜色がない。操作性も良いがマニュアル類が不足。 | ||
5 | BizRobo! | 日本 | ○ | ○ | 日本語 |
ウェブサーバーを1台用意するだけで、複数のロボットを作成でき、それらを同時に運用することができる国産RPAツール。 |
400社以上の導入実績があり、国内実績No.1サービスとの声が高い。いろんな企業から別名で販売されていて国内では実は実績は豊富 |
代理店毎異なる |
1ヵ月間ロボットが作り放題・使い放題 従量課金型 月額定額料金でロボットが使い放題 等 |
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6 | WinActor | 日本 | △ | ◎ | 日本語 |
国産RPAツール |
DESKTOPでの利用がほとんどで部門でのRPA導入に多く使われている。NTTデータの開発により、販売網は全国にある。 |
98万円/年 ※開発+実行版 |
実行版は開発版(75万円/年)の4分の1強程度の価格 約24万円 |
主要RPAツールの概要紹介
1)Automation 360
これまでのサーバクライアント型AutomationAnywhere V11に代わって、2019年に発表されたA2019。このA2019の特徴は、100%クラウドサービスでネット環境さえあれば、どこからでも利用することが可能です。2022年11月時点で名称はAutomation360です。
開発環境をローカル端末に用意する必要がないので、ブラウザ環境さえあれば、Windows、Macでも問題なく開発を行うことができます。U/Iもとてもやさしいものになりました。開発中の表示方法もスクリプト、フローチャートの表示を選択、もしくは並列表示できます。 これまでのV11のライセンス体系は引き継がれ、開発ライセンス3つ、実行専用ライセンス1つ、集中コントロールライセンス1つを最小パッケージとし、1万ドル/年というリーズナブルな価格体系を継続しています。AA社が運営するサーバーを利用することで、購入することですぐに利用することが可能です。プライベートクラウドでの環境構築も可能です。
上図の画面は実際のAAの画面で、入札情報速報サービスNJSSから情報を取得して、エクセルにまとめるというところの情報取得を定義しているビジュアル画面です。
2)UiPath
当社でご用意しているUiPathは無料で使えるCommunity エディションとなります。パソコン単体でサクサク動く快適なツールです。
録画機能で操作を録画して、人の操作をそのまま覚えていきますが、再生操作をしてもサクサク軽く動きます。当社で操作方法を取得しきれていないため、触り部分しかご紹介できませんが、マニュアル無しでもある程度使える簡単さがあります。
日本語でのマニュアルやサポートツールも充実しているため、取り組みやすいツールと言えそうです。
3)WinActor
国内では最も著名であり、国産のRPAツール、WinActorも1アカウントのみ用意しております。
WinActorは、2010年にNTTの研究所で産まれた国産のRPAソリューションです。
Excelやブラウザはもちろん、ERPや、ワークフロー、OCRから個別の業務システムまで、多くのRPAツールと同じように、Windows端末から操作可能なら、あらゆるアプリケーションの操作手順をシナリオとして学習し、自動化できることが特長となっています。
純国産なのでマニュアルからシナリオ作成画面まで、すべて日本語に対応しています。
RPAツール導入の考察
対象業務と現状を照らし、RPA導入によって得られる効果とコストメリットを具体的に予測し、目標化した上で、自社に合ったツールを選択・導入することが重要になる。しかし、比較して触れる環境も、まして各RPAツールを実際に見て比較することは一般的には難しいのです。
是非当社「RPAラボ」で実際に3種のRPAツールを見て触っていただき、実体感で比較頂きたいと思います。
一般的にPRA導入した上でのポイントは、大別すると次の3つになる。「売上の最大化」「コスト削減」「生産性の向上」である。
この3つのポイントを鑑みると、RPAを導入するということは、ITツールを入れてシステム構築といった、ITの導入といったシステム部門主導の従来的なものではなく、業務改革そして経営改革にひもづく「BPR」であることが理解されよう。
RPAとExcelマクロの違い
Excelマクロは、「マクロの記録」機能を利用して一連の作業をExcelに覚えさせ、同じ操作が必要になったときには記録したマクロを「実行」することで、作業の自動化を実現させている。
マクロで作業手順を自動化できるのは、マイクロソフト社のマクロに対応したアプリケーションが中心となっている。また、Excel以外の複数のアプリケーションを連携させ、一度に自動化処理するには、かなりの高度な技術力が求められ、一般的には難しい。一方、比較するとRPAツールで作業手順が自動化できるのは、マイクロソフト社の製品はもちろんだが、さまざまなアプリケーションやウェブアプリケーションが最初から対象となる。
しかも、RPAツールは、ノンプログラミングな上にデスクトップライクな画面で、比較的直感的に操作できるので、プログラミング知識を持たない人でも簡単に操作できる、というメリットがある。
主要RPAでは教育・開発対応可能(DXコンビニチーム)
RPA成功の秘訣から当社の提供サービスまで
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