デイサービスに行ってる時は安心できます
施設では離設事故を防ぐために2重の鍵をつけているところもあるようですが
いくつかの施設の方にお話しを聞いたのですが、デイサービスでは離設事故が起きないように鍵をかけて出られないようにしているようです。ある施設では手の届かいないところにもう1つ鍵をつける。2重のロック状態にしているとのことでした。また、ある施設では鍵をかけて閉鎖するというのがいいとは思わないので、離設の危険性が高い人にはお守りGPSを施設に入ったところで持たせるようにしてるとのことでした。実際には首からぶら下げる。ここで考えてほしいことはデイサービスを利用している方々は多くの時間を自宅で過ごしているということです。本来、自宅にいるときの方がいなくなってしまうリスクは高いのです。お守りGPSを忘れずに持たせるというのは難しい面もあるのですが、毎日の習慣にできる可能性があります。
ある施設では毎年10件程度の離設事故があります
こちらの施設は日本全国で介護系の施設を展開されています。こちらの施設の考え方はできる限り閉鎖することなく自由に開放的にしておきたいということで、基本鍵をかけていません。そこで、迷子、離設の危険性が高い方にはお守りGPSを持たせることにしています。それでも、離設事故が起きてしまうのはお守りGPSを持たせることを忘れてしまう、または、はずしてしまうという状態のようです。運用をスタッフの方々に徹底するのですが、はずされてしまうとどうしようもありません。一度、離設事故が発生すると大変なパワー、工数が必要になってしまいます。当然、スタッフの方にも精神的な負担もかけてしまいます。今後、もっとよい方法が期待されます。
今後、認知症の人は増えると思われます。
認知症の進行を止める薬品などの開発は進むとは思いますが、同時に認知症以外の病気に対する医療の進歩によって、体の寿命は長くなっていくと思われます。そう考えると認知症を持った人が高齢者が増えていくのは想像に難くありません。認知症に関するサポート、施設、保険制度など、今後、さまざまなものが出てくると思いますのでいろいろ紹介していきたいと考えています。