RPAセミナーレポートその1
9月20日、日商エレクトロニクス株式会社様で行われたRPAセミナーについてご報告します。
テーマとしてはRPAとERPとOCR 実際に稼働しているものを見せていただきました。
RPAはBluePrizm、ERPはSAP、GRANDIT、OCRはABBYY。やはり一番興味深いのはRPAとOCRの連携部分です。OCRについては昔からいろいろ見てきましたが、なかなか、実運用で活用するのがむずかしいという印象を持っていました。ただ、自分もRPAを扱う側にいて思うことは、OCRが強化されれば、業務の自動化は急激に進むだろうということ。今回、見せていただいたABBYYは機械学習機能を持っています。OCRはいろいろ得意分野があって、ABBYYは活字においては、非常に制度が高いとのことでした。学習機能があるので、使っているあいだに制度が向上していきます。ただ、初めからかなりの精度です。OCRを業務システムに組み込んだ時には必ず、読み取りの失敗があることを前提にして構築する必要があります。今回、対象とした業務は顧客からの請求書を読み込んで、社内で登録された支払い予定のデータと突き合わせるて、支払い確定とするという流れです。読み取りに間違いがあった場合は、ここの突き合わせでエラーとなり、それが最終的に人に伝えられます。業務の選択としては非常にあっていると思いました。精度としても十分なものでした。活字に関しては問題ないレベルにきていると思います。
もう一つの事例は倉庫の出荷業務
出荷業務を早く行うために、営業部門からの出荷依頼データが来ているかを結構な頻度でシステムに問い合わせをしている業務です。このように、システムできたかどうかを問い合わせるという業務は意外と多いものです。これは非常に無駄な作業です。RPAを使って、定期的に依頼がきていないかを確認し、きていれば、指示書を出力し、ピッキングリストを発行し、担当者にメールで通知するという一連の業務をRPA化した事例です。私も以前、ある工場を流れるロットがある工程にきたかどうかを常にシステムに問い合わせているという業務をRPA化した経験があります。到着する少し前にメールで通問するというものです。ここで重要なのは、システムに問い合わせるタイミングによってRPAが空振りするケースです。イメージ認識させている場合などは、100%認識できるとは言い切れませんので、空振りしたときのアラートをどうするかを考えるのが開発の工数としては大きくなります。どこまで、バックアップを考えるかで開発の工数は変わってきます。開発前のPOCで考慮するポイントです。
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